コピーして貼り付け、別のところをコピーして貼り付け、今度は切り取って貼り付け…。
このような操作はパソコンを使っているとほぼ毎回行う作業ではないでしょうか?
『コピーアンドペースト』とか略して『コピペ』とかよく言われる作業ですね。
コピーまたは切り取りたい箇所をマウスを使って選択し、選択した箇所の上にマウスポインタを動かして、右クリックして[コピー]または[切り取り]を選択。
その後に貼り付けたい箇所でまたマウスを右クリックして[貼り付け]を選択。
少しの作業ならかまいませんが、大量にコピーアンドペーストが発生するような作業では、いちいちマウスを右クリックしてコピーして、貼り付けるというような流れでは大変です。
そこで今回はマウスを使ってコピーアンドペーストするのではなく、キーボードを使ってコピーアンドペーストする方法をご紹介しましょう。
Windowsはマウスで操作するのがごく一般的ですが、実はほとんどの操作がマウスを使わなくてもキーボードだけで行うことができます。
余談ですが、身体に障がいをお持ちの方によってはマウス操作が困難で、キーボードでしか操作できない方もいますので、このようにキーボードだけでも操作できるようになっています。
それから、パソコンはもともとキーボードだけで操作するものでした。
ちなみに世界で最初にマウスが発表されたのは1961年のようです。
(かなり余談になってしまいましたが…。もっと知りたい方は
こちらをご覧ください。)
はい、それでは実際の操作方法です。
○操作方法
(1)マウスもしくはキーボードを使ってコピーまたは切り取りたい箇所を選択します。
キーボードを使う場合は、[Shift]キーを押しながら[← →]等の方向キーで選択することができます。
(2)選択が終わったら、次のキーを押します。
コピーの場合: [Ctrl] + [C]キー
切り取りの場合: [Ctrl] + [X]キー
(3)最後に貼り付ける箇所で以下のキーを押します。
貼り付けの場合: [Ctrl] + [V]キー
操作は以上になります。
これらのキーを『ショートカットキー』といいます。
今回ご紹介したショートカットキーは、その中でも一番代表的なものです。
ショートカットキーは他にもまだまだありますので、随時ご紹介していきたいと思います。
最初はキーボードの各キーの位置が分からないと、慣れるまで大変かもしれませんが、慣れてしまえばマウスを使って操作する方が面倒だと感じてしまいます。
ちなみにショートカットキーは[Ctrl]キーを組み合わせて使うことが多いです。
上でご紹介した[C]キーは『Copy(コピー)』の"C"で、[X]キーはその形がハサミに似ていることから『切り取り』と覚えましょう。
慣れるまでは大変かもしれませんが、どんどん使ってみましょう。
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